薬学部

栄養部

運営についての重要事項に関する規定の概要(健診機構)

概要

 栄養管理科は診療部に属し、管理栄養士7名、調理師23名で業務に取り組んでいます。
 病院食は治療の一環であると共に、患者さんにとっては楽しみの一つでもあります。病態に応じた適切な治療食を提供し、疾病の治療と健康回復に努めると共に、病状によっては、食欲、嗜好などにも考慮した、きめ細かな対応が必要となります。
 「安全・安心・美味しい食事」が継続的に提供できるようにスタッフ一丸となって業務に励んでおります。

入院食について

 旬の食材を取入れ、季節感あふれるメニューを提供し、見た目、味ともに楽しんで頂けるよう心がけています。また、抗癌剤の副作用や悪阻など様々な理由で食事に、お困りの患者さんには、ベットサイドで食事内容を伺い、可能な範囲で患者さまのご希望に寄り添った食事を提供できるように努力しています。

・食事の配膳時間
〇朝食:午前8時  〇昼食:正午  〇夕食:午後6時
温かいお食事は温かく、果物やデザートなどは冷たい状態で召し上がって頂けるように温冷配膳車による適時適温を実施しています。
出産お祝い膳
出産された患者さんに、祝福の気持ちをこめた、お祝い膳を提供しております。 出産お祝い膳
扁桃摘出後術後食
術後に喉の痛みがある場合でも飲み込みしやすいように、アイスやスープなど喉ごしのよいものから開始し、徐々に固形物へと移行する段階食をご用意しております。 扁桃摘出後術後食
嚥下食
摂食・嚥下機能障害をもつ患者さんに対して、安心して召し上がって頂けるように食べやすく、飲み込みやすく工夫した食事です。4段階の嚥下食をご用意しております。 嚥下食
ひだまり食
抗癌剤の副作用や重度の悪阻など様々な理由で食欲が低下した方のために食べやすく工夫した内容の食事です。基本のひだまり食が食べづらい場合、お話を伺い、患者さんの嗜好に添った内容を提供できるように個別献メニューの対応もしております。 ひだまり食
串刺し食
術後や骨折などで安静が必要な場合や、痛みなどで身体を起こすことが困難な場合、寝たままの体勢でも食べやすいように、おかずを竹串しに刺し、主食をおにぎりにした食事を提供しております。 串刺し食

栄養指導

医師の指示により入院・外来の患者さんに対して栄養食事指導を行っております。
食事に関して不安や疑問点がある方は主治医や管理栄養士にお声かけ下さい。

個人栄養指導(入院・外来)
基本的に予約制となっております。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病や誤嚥性肺炎防止に対応した食形態の相談など多くの疾病に対し、栄養指導を実施しています。患者さんの生活背景や食習慣を考慮しながら実践できることを一緒に考え、提案させて頂きます。

月曜日~金曜日
午前 9:00~12:00
午後 13:00~16:00
集団栄養指導
・糖尿病教室
入院外来を問わず、糖尿病について興味のある方は、どなたでも参加できます。
医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、管理栄養士が各専門分野について、分かりやすく講義を行っています。

開催日:月曜日~金曜日
開催時間:14:00~15:00
※管理栄養士の担当 金曜日

資格

病態栄養専門管理栄養士 1名
糖尿病療養指導士   3名