
2025年10月18日(土)「急変時の対応:院内救急蘇生コース」をテーマに新人研修を開催しました。例年は、師長・主任メインのインストでしたが、今年度は新人が9名と少ないこともあり、看護部からは初めて主任メインのインストでの開催となりました。上手くできるか不安でいっぱいでしたが、麻酔科医師や阿南市消防救急隊の協力により研修を終えることができました。

今回の研修目的は「エビデンスに基づいた救急蘇生の基礎知識・技術を学び、臨床現場で行動できる」、目標は「メンバーとして声を出して積極的に救急蘇生に参加し、指示の下で患者を蘇生することができる」でした。最初にインストによるデモンストレーションを見てもらいましたが、新人さんたちはかなり緊張した様子で真剣に見学してくれていました。
各コース(気道・薬物管理/モニター)での実技研修の様子です。


シナリオステーションでは、救急蘇生の一連の流れを確認しながら実施してもらい、最終は各チームで実演し、お互いに意見交換を行いました。

最初はみんな緊張していましたが、休憩中に差し入れしていただいたお菓子を食べながら、少しずつリラックスしてもらえましたかね?



研修を終えた新人さんより「急変時の対応の一連の流れが理解できた」「チームで声掛けをすることにより連携がとれ患者さんを助けることにつながることを学べた」などの感想をいただきました。今後も、院内ICLSコースの研修を開催し、患者さんの急変時に落ち着いて迅速に対応できるようなスタッフの育成に努め、患者さんやご家族の安心安全につなげていきたいと思います。

看護部 小林 真希