新人看護師を対象とした院内急変時対応学習会が開催
令和6年10月12日(土)、新人看護師を対象とした院内急変時対応学習会が開催されました。
まずはじめは、新人看護師が真剣な眼差しで見学する中で指導者(インストラクター)による急変時対応のシミュレーションが行われました。続いて、一時救命処置(BLS)では、心電図モニター・除細動(DC)、薬剤・気道管理のブースに分かれて実技や講義が行われました。
私は麻酔科医師のリーダーのもと、薬剤、気道管理ブースを担当し、医師の指導に私も聞き入ってしまうほどでした。次の機会があれば、医師の講義をぜひたくさんの人にも聞いてもらいたいと思いました。
最後は各ブースで急変場面を設定し、リーダー、心電図モニター、胸骨圧迫、気道管理、記録などの担当を決めて、新人看護師が急変対応に参加するシナリオステーションが行われました。最初は自信がなくて声が出せず、不安な表情をしていた新人看護師も、回数を重ねるごとに活き活きとした表情になり「もう一度やってみたい」「次は別の担当でやってみたい」など、積極的な姿もあり、頼もしく感じました。
“巡視に言ったら患者さんの意識がない!!”こんな経験はしたくはないけれど、急変は突然やってきます。そんな時に行動できるように、日頃の訓練が大切であると実感しました。今回の学習会は、私自身も急変時対応について振り返る機会となり、大変勉強になりました。インストラクターとしては経験不足を痛感したので、今後も訓練を重ねていきたいと思います。
5階南病棟 坂井美沙子