☆周産期救急研修会を開催しました☆

周産期救急研修会を開催

10月18日（金）に阿南医療センターにおいて、阿南市消防本部からの依頼を受けて救急隊員27名を対象とした周産期救急研修会を開催しました。

当院からは産婦人科医師２名、産婦人科病棟師長、助産師２名が参加しました。

最初は、救急の連絡受け入れから産後のケアまでの講義を約30分行いました。

講義のあと、３グループに分かれて分娩介助人形を使用した娩介助技術・出生時の新生児のケア・産後の母体ケアについての実技のデモンストレーションを行いました。

実技研修は救急車にある物品を使用して、様々な事例を想定し、イメージを膨らませながら分娩介助の練習を行いました。

職種や働いている場所は違いますが『地域の方の健康を守る』という同じ使命を持っている方々が熱心に受講している姿を見て感動しました。ベテランの救急隊の方は頼もしく、若い救急隊の方もキラキラした表情で実技に取り組んでおり、私たち病院スタッフも刺激を受けました。

看護師の仕事は、医療の進歩に合わせて新しい知識を学んでいく必要があり、一生『医療・看護』を学び続けなければなりません。救急隊の方も同じだと思います。日頃から救急搬送でお世話になっている阿南市消防の方と研修会を開催することができて、とても勉強になりました。今後も協力して地域の皆さんの健康を守っていきたいと思いました。

産婦人科病棟　助産師　中村　静佳